マッチングアプリと出会い系。様々な所で同一の物として語られる2つのアプリ。違いをしっていないと、びっくりするくらい差があるものです。
マッチングアプリと出会い系アプリは違うものなの?
結論から書くと、マッチングアプリの中の一つのジャンルが出会い系アプリになります。マッチングアプリの中には恋活、婚活、趣味活など様々な形があるのでその中の一つのジャンルと言って良いでしょう。
ただし、これには明確な区分けがされているわけではなく、出会い系はマッチングアプリでは無いとしている場合もあります。
マッチングアプリの中の出会い系
マッチングアプリって危ないんじゃないの?ヤリモクばかりなんでしょ?多くあるネガティブな意見ですよね。大体これはマッチングアプリでは無く、出会い系を指しているケースがほとんどです。
では、出会い系が何故これほどネガティブな意見が多いのか。ざっくり歴史を振り返ってみるとわかります。
出会い系は2010年前後に流行したサービスで、元々ダイヤルQ2やテレクラなどの流れをインターネットに持ち込んだものでした。現在の様な身分証明の提示も無く、男性が利用しているのか、女性が利用しているのかすら不明。
その結果、未成年の売春などが社会問題に。その後法律で規制が入り18歳未満は利用不可になった経緯があります。
また、男性は有料で更にメッセージを送るのに都度ポイント購入の形が取られているため「サクラ」の存在がしばしば問題に上がります。これは昨今でも同じですが、会員数が少なく、マイナーなアプリに酷評が集まりやすいのはこのせいと言えます。
つまり世代的に30代半以降の人にとっては非常にイメージが悪く、ネガティブなイメージが強いのは仕方がない部分があります。
とはいえ、出会い系の特徴には「遊び」が強く、気軽な出会いを求めている人にはお勧めですが、恋人探し、結婚相手探しなどホンキの出会いには不向きと言えます。
マッチングアプリの他ジャンル
出会い系のネガティブなイメージとは逆に、世界で火が付いたのがマッチングアプリです。
アメリカでは3人に1人が出会いの切っ掛けとして利用しているマッチングアプリ。日本で名前が定着し始めたのも世界的な流れがあってとも言えます。
SNSの普及も大きく関係し、FacebookやTwitterなどでお馴染みの「いいね」ボタンを相互に送り、お互い興味を持てばメッセージの送受信が可能になるなど工夫されています。
出会い系が漠然とした男女の出会いなのに対し「恋人探しの恋活」「結婚を見据えた婚活」「趣味友探しの趣味活」などジャンルが細かく、また出会いの目的が明確なのも特徴です。
また、法律で必ず年齢認証・本人確認が必要になります。逆に本人確認が無いアプリなのはマッチングアプリじゃない、または違法に運営されているものになるので注意が必要です。
料金面も大きく違い、ほとんどのアプリで月額の定額制が取られています。もっとも料金が必要なのはほぼ男性で、女性は無料で利用できる点は変わりがありません。
マッチングアプリと出会い系アプリの違いをまとめると
マッチングアプリの中の1ジャンルの出会い系、きちんとした恋愛や結婚には不向きである一方、気軽に遊び相手を探す、インスタンスな出会いでは非常に便利といえます。
マッチングアプリと言っても様々な形があり、適切な場所で適切な出会いを求めなければ上手くいかないので自分が何故マッチングアプリを利用するのか考えてから選択するようにしましょう。
マッチングアプリ | |||
出会い系 | 恋活系 | 婚活系 | |
目的 | 遊び・大人の出会い | 恋愛 | 恋愛・結婚 |
人の多さ | とても多い | 多い | 少な目 |
年齢層 | 20代前半 | 20代、30代前半 | 20代半~30代 |
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